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理事長のご挨拶

写真:有馬理事長

理事長

有馬仁志

現代社会は、インターネットの普及によりコンピュータとコンピュータが繋がるIOC(Internet of Computers)社会から組込み製品等の多種多様なモノとモノが繋がり合うIOT(Internet of Things)社会へと移行し、複数の産業分野から提供されるシステムが有機的に結合された、高度な情報システム(IT融合システム)が増えようとしています。

「有機的に結合」とは、多種多様なものが、連続的な変化の中でランダムに結合することです。しかし、現状では、機器を提供する企業においてそれらが正しく動作し信頼性や安全性が確保されていることを保証する仕組みはあるものの、機器が結合されたシステム全体の信頼性・安全性を検証する基準や仕組みはまだ不十分です。また、利用者が求める品質との整合性が取れているかや、事故・障害が発生した時に誰が責任を取るのか等の責任の所在も、明らかではありません。そのため、今後はIOT社会のあらゆるシーンで、利用者が従前以上に想定外の重大な事故や不具合に見舞われる蓋然性は高まっています。さらに企業においては、あらゆる産業分野で膨大なデータをいかに活用するかが競争上重要になってきています。その場合、信頼性や安全性のみならずセキュリティの確保も考慮しなければなりません。

このようなニーズの例について説明します。近年、環境に負荷をかけない再生可能エネルギーの導入が行われるようになり多様で総合的なエネルギーの効率化やITを使ったマネジメントを行うなどの新しい取り組みが行われています。特に工場やマンションのエネルギー制御や、ホームエネルギーマネジメントシステム(HEMS)と呼ばれるような多様なエネルギー機器も市場に広まってきました。これらは、複数のメーカが製造したエネルギー機器同士が接続され、さらにインターネットで接続して統合制御をおこなうなど多様な形態が生じています。特に複数のメーカの機器の接続において、その安全性をいかに担保するかが求められており、利用者に向けて総合的な安全を担保することが必要となります。

一般社団法人スマートシステム検証技術協会(SVA)は、複数企業から提供されるシステムが有機的に結合して構成されるスマートシステムの、システム全体としての信頼性・安全性等、利用者が求める品質を第三者が検証するための検証手法・検証技術を確立することにより、消費者が幸せになる安全・安心・快適なスマート社会を実現することを目的として設立いたしました。

SVAはその事業を通じて、日本経済のみならず世界経済の発展に努めて参りたいと思っております。